正多面体ステンドグラスの型紙を作る


図のような5種類の正多面体のパネルのサイズを計算します。


多面体はランプやテラリウムあるいは置き物等に使われます。

<作品例>

不要になったCDで
作った小物入れ
12面体の上1枚がアキ
12面体テラリウム
上の1枚を加工し
ギボシを付けた
20面体から発展した
サッカーボール
上の1枚を加工し
ギボシを付けた

<型紙を作る>

3角形、4角形または5角形のパネルを貼り合せて立体を作ります。必要な枚数は、使用目的によって変わり、多少の加工が必要になることもあります。
例えば、ランプとして使う場合はランプを差し込む穴や空気の流通口が必要ですし、テラリウムとして使う場合は植物の出し入れに1つは口が必要になります。
ここでは1枚のパネルのサイズを計算し、それをもとに型紙を作ります。


作りたい大きさ[外形(正確には外接円の直径)]からパネルの1辺の長さを求めます。
ページの一番下に正多面体の展開図があります。
展開図の1辺の長さが計算した長さに合うように拡大コピーして型紙とします
作りたい大きさ(直径) D⇒
ガラスの厚さ g⇒
(直径から厚さの2倍が自動的に引かれます)
(単位はミリでもセンチでも自由ですが、結果も同じ単位になります)

正4面体

正6面体

正8面体

正12面体

正20面体

辺の長さ
=

角度
=
辺の長さ
=

角度
=
辺の長さ
=

角度
=
辺の長さ
=

角度
=
辺の長さ
=

角度
=

ガラスのエッジを削る場合


パネル間角度
=

削り角度
=

内側の辺の長さ
=

パネル間角度
=

削り角度
=

内側の辺の長さ
=

パネル間角度
=

削り角度
=

内側の辺の長さ
=

パネル間角度
=

削り角度
=

内側の辺の長さ
=

パネル間角度
=

削り角度
=

内側の辺の長さ
=
参考値(型紙には関係ありません)
1面の面積s
=

表面積S
=

体積V
=

内接球の半径Ri
=

中接球の半径Rm
=
1面の面積s
=

表面積S
=

体積V
=

内接球の半径Ri
=

中接球の半径Rm
=
1面の面積s
=

表面積S
=

体積V
=

内接球の半径Ri
=

中接球の半径Rm
=
1面の面積s
=

表面積S
=

体積V
=

内接球の半径Ri
=

中接球の半径Rm
=
1面の面積s
=

表面積S
=

体積V
=

内接球の半径Ri
=

中接球の半径Rm
=

<型紙とモールド>

下の図は紙で試作する場合の展開図です。
型紙として使う場合は「のりしろ」は無視して、1辺の長さが上の計算結果に合うように拡大コピーして使って下さい。
モールドを作る場合は厚紙にコピーするかまたは厚紙に貼り、1辺の長さは厚紙の分だけ若干(例えば1ミリ)短くする。
モールドを作る場合でガラスのエッジを削る場合は、1辺の長さは「内側の辺の長さ」が良いでしょう。
実線は切る、点線は折る、数字部分は貼り合わせの「のりしろ」で番号順に貼ると良いでしょう。

<展開図(拡大コピーして使う)>

<正4面体>




<正6面体>




<正8面体>




<正12面体>




<正20面体>